サイズ：おおよそ100ｍｍ丸×高さ100ｍｍ 　　　　　　　　　　　　　材　料：ナラ材 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　塗　装：ラッカー塗り 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その他：・アンモニアで、ナラ材のタンニンが反応した深みのある色に仕上がっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・底には、「HISA・CRAFT asahikawa」の刻印のほかに太田さん自筆で「久」が彫られている数少ない作品です。 　　　　　　　　　　　　　　　 詳　細：北海道を代表するナラ材を使い、木工平バイトで仕上げた子持ちフクロウ。母フクロウのお腹から小さな顔を出すフクロウのヒナ。太田さんの手にかかると、物差しで測ることもせず頭で描いて形にする。どのようにしてお母さんのお腹に入ったのかと太田さんに聞くと、餌を撒いたら入ったとお茶らけて言う。そこには0.1ｍｍの精度でヒナをお腹に入れる。入口が乾燥収縮しヒナが出られなくなる。卵状に削り出し、目鼻を付けお腹に穴を開ける手法を見せていただいた事がありましたが、思いもよらない発想に驚きました。木工旋盤とバイト（刃物）を使い巧みに仕上げて行くところは、まさしく魔術師です。もうそんな姿を見ることができません。